ミャンマーとラオスを結ぶ友好の橋が5月初旬に開通する。ラオスのニュースメディア、Vientiane Timesが報じた。
ラオスとミャンマーは1955年7月に国交樹立。橋の完成は今回が初めてである。新しい橋はミャンマーとラオスの国境に流れるメコン川にかけられた。2013年2月に工事を開始、当初の予定より5か月早く完成した。
建設プロジェクトマネージャーのXaysongkham氏によれば、橋の工事は終わっており、両国の委員会がオープニングセレモニーの準備をしている状態だという。
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貿易・開発・観光に活用 近隣諸国への影響
橋は両国政府が2,600万ドルを投じて建設された。開通に伴い、ミャンマーのシャン州・Thakilek地区を通る国道4号と、ラオスのLong地区・Huaykoum村を通る国道17Eがリンクすることになる。
橋は691.6m、幅10.9m。車両用と歩道が設けられた。75トンまでのトレーラーが通行可能で、震度7までの地震に耐えられる構造となっている。
今後は主に貿易、開発、観光に活用される。両国間のみならずベトナムや中国、インド、バングラデシュなど近隣諸国への影響も期待されている。
<参考:Vientiane Times>
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